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海に浮かんで優雅に新聞を読む。 果たして本当に、そんなことができるのでしょうか。 ヨルダンとイスラエルの間に、死海は位置する。 「死海」、英語名で「dead sea」。 塩分濃度が非常に高く、どんな生物でも住めば死んでしまう海。 行ってきました。 エルサレムからバスに揺られること約1時間半。 エンゲティと呼ばれる整備されたビーチへと到着する。 目の前には死海が広がり、海はその名に似合わず以外にも綺麗で、 水色から深い青へと色が変わっている。 対岸には、ヨルダンの山が見渡せる。 ゲートをくぐり坂を下っていくと、晴天の空の下、欧米人のカップルが、 サングラスをかけ帽子を被ったまま海に浮かんでいた。 おーおー、プカプカと浮かんでいる。 楽しそう・・・。 そしてビーチ(というより岩場)の端の方では、シカゴから来たという 金髪ビキニギャルが3人組が、美容に効果的だと噂の「死海の泥」を 全身に塗りたくって、岩の上でおしゃべりをしていた。 一緒に行った旅人のボクサー(21歳・山形出身)は、さっそくブーメランパンツの 水着に着替え、水中眼鏡をかけて死海へと勢いよく飛び込んでいった。 死海を激しく泳ぐボクサー。 水がバシャバシャと周りに飛び散っている。 近くで泥パックを落としてながら海に浮いていたさっきのギャルシカゴはそれを見て、 「うわ!なんなのこの人!クレイジーだわ!危険よ!やめて!」 と悲鳴をあげていた。 死海の塩分濃度は本当に高く、彼女達は目に水が入ることを恐れていた。 (それの他に、ボクサー自身を恐れていたのかもしれないが・・・) 確かに周りを見れば、誰一人として泳いでいるものなどおらず、皆ただ浮かんでいる。 頭から突っ込んでいった彼は、案の定目をやられたらしく、 尚且つ海を上がった後の彼の顔は、塩が吹き、見事に塩人間と化していた。 ボクサーはそれを見ていたギャルシカゴに 「ちゃんと真水で洗わないとだめよ!」と注意をされていた。 さて、そんなやりとりを終えた後、自分も海に入ってみる。 サングラスをかけたまま、手には新聞を持ち、いざ死海へと尻を落とす・・・。 おぉ、浮かぶ。 何もしなくても勝手に体が浮かんでくる。 うーむ、こりゃ愉快。 そして、目に水が入らないように首を浮かし、手に持った新聞を広げる。 死海で人は、新聞を読むことができる。 人を浮かばせるこの海、なんともまた自然とはすごいものです。 写真を撮ったり、海を漂ったりして海を上がったが、 海中では幾つかの傷口と、肛門が始終痛かった。 周りは皆、ちくびが痛いと言い出し、「チク痛だ!」とはしゃいでいた。 場所をずらし、ギャルシカゴがやっていた「死海泥パック」をやってみる事に。 海のすぐ傍の岩場から、硫黄臭い泥が沸いている。 それを掬って全身に塗りたくる。 人生初の泥パック。 死海は美容でも有名で、死海美容グッズはイスラエルやヨルダンの 定番土産物のひとつになっている。 塗った後、数分おいていると次第に乾き始め、全身は泥色に染まり、 それを見たコブラに「何処かの民族のようだよ。」と言われた。 ダハブからなんだかんだと行動を共にしているコブラ(21歳・明治大学・坊主頭)。 彼は上半身に加え、髪のない頭から顔まで泥を塗りたくっていた。 「コブラ、お前こそ地蔵だよ。」 久々のエンターテイメントにはしゃぎ、馬鹿なことも一通りやり終え、 死海の中で泥を落としていると、驚くほどに肌がスベスベになった。 すごいな~、なんて感心しながら泥を落として海を上がると、 見事に体はベトベトになった。 いくら泥で肌をスベスベにしたところで、死海の海水で体を洗えば、 元も子もない話。 いやあ真水で洗うべきだったな、と思ったけどまあいいかとなり、 少しでもスパ気分を味わえてよかった、と思っていると、 泥を落とすために頭ごと海に浸かっていたコブラが、 「目痛ぇ!」と言って海を上がり、真水のシャワーへと走っていった。 「あぁ、死にそう」と一言こぼしていたが、 まずはこの海の名の通り死人が出なくて良かった。 死海、とても楽しかったです。 次来ることがあれば、是非海に浮かんで本でも一冊読みきってみたいな。 ※↓ 彼が「crazy」なボクサー。面白い人だった。たまにはこういう写真もいいかなと。 ※↓ 新聞読めてますね。英語で読めなかったけど。 ※↓ 彼がコブラ。本当にお地蔵さんですね。 P.S 死海の水を舐めましたが、その味はしょっぱくて苦い。 もしこの海で死人が出るとすれば、その味の不味さにパニクッた人でしょう。 でも、浮いてくるから溺れないのか。 ちなみにこの海は、ボーリングの玉すら浮かぶらしいです。 ぺトラの写真も載せましたー。 10/03/23 アンマン ヨルダン イスラエルから帰り、まとめて更新中。
by shige-wander
| 2010-03-23 20:16
| イスラエル
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