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エジプトのイメージと言えば、やはりピラミッド。 世界で、この馬鹿でかい三角錐の存在を知らない人 なんてのは、いないだろう。 エジプトは、古代遺跡とピラミッドの国。 そう言われているし、自分もそう思っていた。 だけど、それだけではないんだということを、 此処で過ごした僅か一週間かそこらの間に、気がついてしまった。 エジプト、面白え…。 俺は今、エジプトの首都カイロにいます。 気がつけば時は過ぎゆく・・・。 と、いつもこの言葉を口にしているけれど、ちょっとナメてたなエジプト。 これは思った以上に長くなりそうです。 飯が美味い、物価が安い、人がいい。 この三つが、長居(沈没)してしまう国の条件になるのだと思う。 エジプトは、この三つが揃う国。 そして且つ、ピラミッドや古代遺跡、砂漠の大自然、紅海でのダイビングなど、 無限の魅力を秘めている。 嗚呼、素敵。 カイロ市街にある伝説的な安宿「サファリ」。 螺旋階段を降りてビルを出ると、カイロの日常が広がる。 出てすぐ隣の店では、常に釜で焼かれたピザが1.5LE(1LE=17円)で食える。 ビルの目の前には、果物屋の露店が並び、そこのオレンジは買う度に値段が変わる。 広場に出ると、沢山の手頃な飯屋が出ていて、コシャリ(米、豆、マカロニ、オニオン フライやソースを混ぜて食う)やマカロナ(グラタンみたいなもの)、ケバブ、 サンドウィッチなどが~5LEで食べれる。 メトロの駅の前では、2LEでフルーツパフェが食え、不足したビタミンを補うことができる。 大通りには、いつも列ができているアイスクリーム屋があって、 行く度に2段のアイスを選べるのが、ちょっとした日常の楽しみになる。 ある路地に入ると、古風なカフェがある。 ちょっと「カフェ」という言葉は似合わない雰囲気のエジプト風喫茶店。 アラビア語では「マクファ」、こっちの方がお似合いだ。 路地を出るとすぐに大通りが走っているが、 このマクファだけはなんだか時間が止まってしまっている。 古い木の机と椅子が外に出され、そこには親父が一人で座っている。 机の上にはシャーイ(紅茶)が、地面にはシーシャ(水タバコ)が置かれ、 それを吸ってはただ吐いて、紅茶を啜ってはまた吸い、吐く。 仕事はしていないのだろうか、そういらぬ心配が起こるくらい、 昼間からただ黙って腰掛け、煙を吐いている。 その親父、すごく格好が良い。 格好が良いというよりも、洒落ている。 親父はただ好きで吸っているだけだし、どこにでもある光景なのに、 やけにキマって見える。 もちろんこの親父だけではなくて、どんな親父だってキマっている。 あっちでは笑い話が、こっちでは新聞を見て硬い顔して話をして、 夜になればトランプゲームや、バックギャモン、ドミノに熱を出している男たち。 その横には決まってシーシャが置かれ、それを含んだその光景にヤラれる。 こんな洒落た眺めは、日本のオシャレな“キャッフェ”ではそうは見れない。 今までのアジアには無かった異国感があり、 そのマクファを通る度にその洒落た雰囲気に包まれる。 自分もそのマクファに腰掛け、シャーイを飲み、シーシャを吹かしてみる。 甘い紅茶、果物の香りが漂う水タバコ、店内の空気。 ん~む、これは何とも…優雅。 一握りのポンドで、この贅沢。 こりゃなかなか出れなくなりそうだ。 何日か前、そこで友達とシーシャを吸っていると、何処かの店の親父が いきなり目の前にやってきて、いきなりデカい声で何たらと怒鳴り、 そしていきなりハイタッチして店へと戻っていった。真顔で。 インド人とは、また違った訳のわからなさ。 エジプト人は陽気だ。そして話し好きで、楽しいことが好きな人種。 そんなのを好きな彼らも、好きだな。 飯の美味さ、物価の安さ、人の良さ、古代遺跡、ピラミッド、 自然、アクティビティ、そして シーシャとシャーイ。 これがあるんで、しばらくこの国で遊ぼうかなって感じです。 そういえば、アジアの紅茶が「チャ~(茶、チャイなど)」だったのに大して、 エジプトからは「シャーイ」となった。(深夜特急にも書いてあったな。) これから中東が始まってくってことですね。 それを想ったり、ヒンドゥー教や、仏教とは全く異なるイスラムの中に身を置いては、 ふと自分は本当にアジアを離れ、中東の文化圏に来たんだなと、感慨します。 今もこれを書きながら、スピーカーからはアザーン(祈りの経)が流れています。 今日はこれから、アスワンへと向かいます。 エジプトスタイルの「インシャー・アッラー」な感じで、行ってきます。 ※↓ 街のマクファでシーシャを吸う親父 やっぱキマってる ![]() ※↓ モスクの近くで出会った子供たち ![]() ※↓ サッカーアフリカカップに向けて、エジプトの国旗を売る少年 ![]() P.S 先日、カイロの街は燃えていました。 火事ではなくて、人々が燃えていました。(人身発火でもなく) というのも、エジプトが3年ぶりにアフリカカップで優勝したから。 彼らのハシャギようって言ったら、もう見ていて気持ちがいいですね。 大通りの交差点は、人で溢れ、手には楽器や国旗、花火やガスバーナーを持ち、 勝利の舞いを朝まで踊っていたようです。 いや、しかし、勝って良かった。 負けてたら絶対エジプシャンの人々は機嫌悪くなるからね。 まあ兎に角、面白い人種です。 10/02/03 カイロ エジプト あ、きっとシーシャ買うんで、帰ったら皆で吸いましょう。カイロさみ。 ■
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by shige-wander
| 2010-02-02 08:30
| エジプト
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