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隊長チャリダー 恭平君
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俺は今、バングラでしゅ。 みんなバングラデッシュとか言うけど、正確にはバングラデシュでしゅ。 ここは、な~ま~ら疲れる。 そして、わ~や~空気汚い。 だけど、な~ま~ら面白い。 バングラデシュの首都ダッカ。 ここは一言で言ってしまえば、そんなところです。 ダージリンからシリグリ、ブリマリ、ボグラと経由してこの街までやってきた。 ガイドブックも持たず、噂話しか聞いたことのないこのバングラデシュという国。 聞くとみんな口を揃えて、「ヒーローになれる国」「ネタになる国」「とても疲れる国」と語る。 ダッカに入ってまず目に飛び込んでくるのは、人の嵐。 世界で最も人口密度の高いと言われるここバングラデシュ。 その首都ともなると半端なものじゃない。 北海道と九州を合わせた面積に、日本の全人口を集約した感じだと、よく喩えられる。 (現在の人口は、1億8千万とも9千万とも言われるが、その真相は定かじゃない) 全くその喩えの通り、ダッカでの生活は本当に疲れる。 ほんの少しの距離をちょっと移動しようとしただけで、何時間もかかってしまう。 特に渋滞が物凄いことになっていて、人から車、バイク、リキシャ、馬車、CNG と呼ばれる小型三輪タクシーなどが、縦横無尽に入り乱れる。 よく田舎者が上京して渋谷なんかに出ると、 「はじめはお祭りがやってるかと思ったよ~」なんて語るけど、 全くそんなようなものだし、それ以上だとも思った。 特に驚かされたのはリキシャ(人力の三輪自転車)で、 周りを見渡せばキリがないほど、ちょこまかと動き回っている。 巣に餌を運ぶ働き蟻の如く、目的地へと客を運ぶルンギ(バングラの巻きスカート)姿の男達。 今までリキシャの渋滞なんて見たことがなかったから、新鮮な光景だった。 兎に角、「凄い」という言葉はこういうのに使うのだなと思った。 バングラデシュには専門学校の先輩が暮らしていて、ダッカでは彼に世話になった。 その土地に住み、現地語を話せる人がいるのはとても心強い。 彼がいなければ、ダッカではすぐに意気消沈していただろうなと思う。 それほどにこの街は、旅行をしにくい場所だ。 先輩のblog (仮)池田商店 バングラデシュ支店 http://ikedashoten.blog93.fc2.com/ ダッカでは全くといっていいほど観光はしていない。 モスクを見たい、プラネタリュームに行きたい、あれやこれやと計画を立てたものの、 一歩宿から外に出て街の喧騒を目の当たりにすると、その気持ちもどこかへ吹っ飛んでいく。 この街では観光地を訪れるよりも、人を見ているほうがよっぽど面白い。 リキシャの椅子に座って見える景色は、喧騒のアジアだ。 眺める先には「生」が存在する。 この街自体が一固体となって生きているように動いている。 人間本来の土臭さなんかが見えてくる。 リキシャがぶつかり合って互いに浴びせる罵声、 渋滞待ちを狙って豆や煙草、菓子を売りに来る子供の声、 手や足を失った物乞いのバクシーシ(喜捨)を求める声、 日本人を珍しがって掛けてくる声、車のクラクション・・・。 様々な声が混ざり合って頭の上を飛んでくる。 まるで本当の祭りのようだ。 こうしてリキシャの椅子からの景色が面白かった。 そしてこの毎日がお祭り状態のこの街には、決して住むことはできないし、 この国に住む人々は逞しいなと思った。 三日間の滞在で、もうお腹がいっぱい。 今はただただ静かなところに行きたい。というか逃げたい。 次は先輩が暮らしているバングラ第三の都市、クルナへと動く。 やはり喧騒のあとは、静かなところを求めます。 自分はやっぱり、騒々しいところ苦手かも。 嗚呼、疲れた。 けどそれはそれで楽しかった。 ダッカの人口は年々増え続けているらしく、この先どうなるのか心配です。 P.S 喉が痛い。 この街は大気汚染の問題が深刻で、きっと半端じゃない数の塵や埃が舞っています。 俺も多少やられております。 さっき出会った日本人の旅行者は、ダッカに来てから頭痛、咳、腹痛を 覚えたと言っていました。 今鼻水をかんだらティッシュが真っ黒になりました。 09/11/28 Khuluna 隣でスヤスヤ寝ているイケさんの部屋から
by shige-wander
| 2009-11-29 05:39
| バングラデシュ
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