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旅の路上では、その土地を歩いたり、見たり感じたりすることが勤めとなる。 たまにはそんな日課を放棄して、 何にもしない休日なんてのも必要だと思う。 ここダージリンでは、そんな休日みたいな日々を過ごしていました。 標高2100m程のダージリンは、インド北西の山の尾根に街をなし、 世界遺産のトイトレインと紅茶の産地で有名なところ。 国境を越えてその足でここまで来たけれど、皆が言うようにここでは全く インドを感じず、想像する喧騒も存在しない。 シリグリという雑踏の街を抜けて静かな森を進んでいると、 なんだか良さ気だなとワクワクを抱いていた。 けれど坂道を登っていくに従って、その期待も霧の中へと消えていってしまった。 日が暮れてからダージリンの街に着いたのだけど、 辺りは一面の霧の海に包まれていた。 嗚呼、なんてすごいところに来ちゃったんだ、なんて思いながらも宿を探す。 ワクワクはモクモクへと変って言った。 朝夜はかなり冷え込む。 この旅で初めてザックから寝袋を引っ張り出して、それに包まれて眠った。 昨日今日とHAPPY VALLEYという紅茶園に出掛けた。 昨日は工場が生憎休みだったが、茶園の前に建つ小屋のおばちゃんが、 紅茶を飲んでいけと招いてくれた。 たったの5秒淹れただけで味が出るという一番茶を頂いたのだけど、 どうだろう。味音痴の自分にはよくわからない。 ただそのおばちゃんの人柄がとても良かったので、 それも美味かったということにしておこう。 紅茶の名産地で、その土地の紅茶を頂く。 それって案外贅沢なことかもしれない。 (おばちゃん曰くこの紅茶はハロッズにしか売っていないと言うし。) せっかくだから家族にお土産でも買っていこうかなと今日も訪ねたのだけど、 残念ながらおばちゃんは出掛けて不在だった。 ここまで来て何もしないのも癪だったので、石段に座ってムルチュンガ(ネパール口琴)を 鳴らしていると、茶摘みをするおばちゃん達が寄ってきた。 ヒンドゥー語のため、何を言っているか全くわからない。 「おばちゃんもやる?」と薦めてみたけど、「私は歯がないのよ」というように、 抜けた歯を見せて笑った。(ムルチュンガは歯を使って鳴らす口琴) 紅茶園からの帰り道、ふと通った映画館に貼ってあったポスターが目に止まった。 時間も丁度良いし、暇なので観て行く事にした。 (ジャケ買いならぬジャケ観) タイトルは「2012」。 どんな内容かもわからないまま、90Rs(1Rs=2円)のチケットを買って入場。 久しぶりに巨大なスクリーンで観られたということもあって、とても満足だった。 旅の間ということもあってか、感情が豊かになっていたのかもしれない。 滅多に泣くことのない男だけど、クライマックスでは目に涙を溜めた。 2012年、もし地球が本当に滅びるのなら尚更もっと色んな世界を見たいと思ったし、 最後の日にともに過ごす愛する人を見つけなければと、乙女心が芽生えた。 ここの映画館では、ネパールとはまた違った驚きがあった。 椅子からスクリーン、音響設備に至るまで日本の映画館と全く変らず、 またポップコーンの匂いまでもが一緒だった。 ただ違うのは、ネパール同様途中で休憩を挟むことと、エンドロールがすぐに切れること。 そして周りがインド人だということだ。 字幕なしの英語で観ていたのだけど、周りのインド人の若者達が それを理解しているのには感心した。 俺なんかはきっと3割程度しか理解できておらず、皆が笑っているシーンなんかは、 真顔で口をポカーンと開けてただスクリーンを眺めているだけだった。 こんな感じでダージリンでの休日を過ごしていました。 明日からは騒々しいであろうバングラデシュ、そしてその後は本当のインドが待っている。 その前に落ち着いた、優しい霧の中の休日を過ごすことが出来ました・・・ つっても結局、やっぱり毎日が休日なんですがね。笑 P.S 今朝二日振りに風呂に入ったのですが、ここの宿にはシャワーという代物はなく、 スタッフが沸かしたお湯を持ってきてくれます。(一杯10Rs) 熱いとはいえ寒く、こうした山に住む人々の生活にただただ感心(寒心)するばかりです。 俺には到底こんな生活はできない気がします。 それと最近mixiで、やたらと皆2012年に何だかって日記を書いているけど、 その観た映画と関係あんのかな。 09/11/28 Khuluna Bangladesh まだまだ蚊が飛んでいるイケさんの家から、まとめて更新中 ■
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by shige-wander
| 2009-11-29 04:52
| インド
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