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この間、エルサレムの宿である旅人と再会した。 これで彼とは、かれこれ四度目くらいの再会で、前回はネパールのカトマンズだった。 彼も去年の春から旅を続け、自分と同じく11ヶ月の間旅をしている。 夜、酒を飲みながら話をしていると、最近自分が想っていたことを、彼も口にしていた。 それは、次第に旅に慣れてきてしまったということ。 いつの頃からか、何処に行っても何を見ても、景色や風景は同じに見え、 感動が薄れていっていることに気付き始めた。 沢木耕太郎の本「深夜特急」の中で、「旅が日常になる」というようなことが 書いてあったと思うけど、今のこの状況はまさにそれなのだと思う。 不感症になる、簡単に言えばそうなのかもしれない。 こうした旅人との度重なる再会も、どんな綺麗な景色も、 すべて当たり前のことのように思ってしまっている。 カイロでの電子辞書の盗難も、ダハブでカメラが壊れてデータが飛んだことも、 それすらも何も感じなくなってしまった。 旅に出て11ヶ月、俺の旅の心もそろそろ満たされてきたようです。 ある旅人が、 「もし旅をしている時に、感動できるピュアな心を失くしたら、その時は旅を終えようと思う。」 と、そう話していた。 俺もその意見に同感。 旅人にはいろんな人がいて、それぞれのスタイルを持ち、 それぞれの時間で旅をしている。 3年とか、10年以上の長い旅をしている人も沢山いる。 けど自分はそういう旅はできないなと思った。 もちろんそういう旅を否定している訳ではなくて、自分にはきっとできないと思った。 一年間。 これくらいが自分には丁度いいのかなと思う。 そして、お金もそろそろ底をつき、金銭的にも潮時かなという感じです。 人間とは、つくづく無いものねだりな生き物ですね。 日本にいる時は、あれだけまだ見ぬ世界を見たがっていたというのに、 こうして長く日本を離れると、今度は逆に故郷が恋しくなります。 日本はもうすぐ春ですね。 桜が咲く頃に日本を旅立ち、また桜が咲く頃に日本に戻る。 それもまた乙なものでしょう。 あれだけ寒かったイスラエル、ヨルダンでしたが、昨日入った シリアの首都ダマスカスは、昼は陽気で、なんだか春を感じさせる気候です。 そろそろ日本の桜も見たくなってきました。 詳しい日に決まっていないけど、そのうちひょっこりそちらに帰ります。 まずはこのままシリアを抜け、トルコはイスタンブールを目指します。 まだ旅が終わったわけではないので、そこに着くまでのあと数日、 悔いを残さぬよう、しっかり楽しんで旅をしていきたいですね。 ※↓ カリエルと行ったヨルダンのネボ山(モーセ終焉の地)の空。なんか不思議な空。 P.S 俺が旅に出てから、友達が結婚したり、カップルが破局したり、 いきつけのbarが無くなったり、地元では色々なことが起こっているようです。 札幌ももうすぐ地下道が繋がるようだし、街も変わるようで、それも楽しみです。 嗚呼、寿司とかジンギスカンとか、たらふく食いてぇ。 10/03/25 ダマスカス 明日からマルムーサという修道院に一週間ほど入ってきます。
by shige-wander
| 2010-03-26 04:39
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