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「百聞は一見に如かず」とは、よくいったもの。 本や雑誌で、何処どこの世界遺産がすごく良いと紹介されていて、 いざ自分の目で見てみると、大したことがない時がある。 誰かに、何処どこの国の人は最悪だと噂を聞き、 いざ自分で彼らと接してみると、全くそんなことはなかったりする。 もちろんそれは人によって違うし、感じ方は十人十色だけど、 本当に何事も自分の足で行ってみなければ、見てみなければわからない。 イスラエルなんかでは、そんなことを強く感じた。 日本にいると、よく紛争などのニュースを目にする。 自分もそれを見て、この国は危ない、あの国には行けない、と 勝手な想像を広げていた。 この旅に出るまで、イスラエルなんて危険で入ることすらできないと思っていた。 それはきっとアメリカ側からの報道のためもあるのだと思うけど、 いざこうして自分の足で旅をしてみると、全く想像の世界とは違い、 そのギャップに驚いているくらい。 この旅に出るまで何も知らなかった。 こうしてイスラエルに入れるということすら知らなかった。 エルサレムが、あんなに綺麗な街並みを持っているなんて知らなかった。 郊外に、あんなに広大な山と、ラクダや羊がうろつく草原の丘があるとは思わなかった。 地中海に、テルアビブというヨーロッパに引けを取らない、 綺麗でお洒落な近代リゾート都市があるなんて夢にも思わなかった。 そして、イスラエルの女の子があんなに、あんなに可愛いなんて思わなかった。 百聞は一見に如かず。 俺のこの旅のテーマの一つに、こんなのがあります。 「この路を行けばどうなるものか。行けばわかるさ、迷わず進め」 アントニオ猪木の言葉(中略はしているけど)です。 猪木さん、おっしゃる通りだ。 世界は、知らないことだらけです。 日本では、何かと治安が悪いと思われがちな中東。 最近、この近隣諸国を旅しているためか、よくこんなことを思っています。 ※こうは書きましたが、やはりイスラエルなどは政治的、宗教的に問題を抱えており、 デモなんかに参加すれば、それはもちろん危険はあります。 猪木さんの言うように、行けばわかりますが、「冒険と無茶」は紙一重。 問題を抱える国を訪れるときには、ある程度の情報収集も大事ですね。 最後にうちのばあちゃんが、出発前に送ってくれた言葉を・・・。 「君子、危うきに近寄らず」 う~ん、染みますねぇ。 ※↓ テルアビブ中心部の交差点 ※↓ テルアビブの街並み 高級ホテルの前はすぐビーチです。 ※↓ テルアビブを歩いていた女の子 可愛いっぽいですね。 P.S アンマンで泊まっていた宿「マンスール(コーダ)ホテル」は、 何年か前にイラクで亡くなった香田証生さんにゆかりのある宿だそうです。 そんなこともあり、こんなことを書いたのかもしれませんね。 10/03/25 シリア ダマスカス 昨日アンマンからダマスカスへと移動してきました。
by shige-wander
| 2010-03-25 07:02
| イスラエル
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